Dienstag, 11. Februar 2014

ドイツのアナルコサンディカリストのウェイトレス・ウェイターたちが、解雇に対するストライキに突入しました。FAU外食部門は強力な運動を起こすため闘っています。

一週間ほど前から、ドレスデンの左派系店舗の3人のウェイトレス・ウェイターたちがストライキに入っています。この3人はみな、アナルコサンディカリス トグループのメンバーであり、いかがわしい理由により解雇されました。  現在独立系労働組合であるFAUの外食食品部門(BNG-FAU)は、同僚たちの再雇用と労働協約の締結、あるいは代替案として事業の集産化を求めて 闘っています。  この同僚たちは2013年5月に、正規雇用されているウェイトレス・ウェイターからなるグループを設立しました。5、6月には、約2割の給与引き上げを 断交しました。さらに7月には正式にBNG-FAUを設立しました。  先月末、従業員の約半数が突如解雇通知を受けました。BNG-FAUはこれをウェイトレス・ウェイターからなる労働組合への攻撃と受け取り、ストライキ の編成をもって答えました。店舗”Trotzdem(トロッツデム 日本語訳「にもかかわらず」)”の事業主はいかなる交渉にも応じないとの姿勢を見せた ため、2月1日をもって事業内で組織された労働員たち全員によるストライキが始まりました。氷点下2度の天候の中、店舗の利用者にストライキを知ってもら うため、毎日20時から0時にかけて10-30毎のチラシを配りました。ストライキ三日目より雇用主はストライキ破りを起用したものの、店舗利用者たちの 連帯のおかげで、店は連日高い売り上げを記録しました。  ストライキの報道は地域を越えて、ある程度ドイツ中の注目を集めました。多くても月に450ユーロしか受け取れない外食部門の労働者たちによるストライ キはドイツでは異例のことです。同部門の集中化された労働組合には大企業で働く組合員以外はほとんどいません。そのため、BNG-FAUは、ドレスデンの 飲み屋街ではNGG(Gewerksscahft Nahrung Genuss Gaststätten 日本語訳食品・外食店舗労働組合 ドイツのナショナルセンター労働組合DGB内の労働組合)以上の規模になりました。  事業主は明らかに従業員の数を浮き沈みの激しい店舗利用者の数に合わせようとしているため、FAU-BNGはストライキのビラを他店舗の従業員と話し合 いの機会を持ち、このたびの対立を他店舗に拡大のために配っています。2月10日に向けて、二つの講演会と、外食部門の労働条件に関する公開ディスカッ ションを予定しています。その後の数週間には公開労働法勉強会とデモが開かれます。BNG-FAUの組合員たちは、対立の背景の説明と労働組合の発展のた めに毎日のように他店舗にストライキのビラを配っています。  同僚たちは、リバータリスト労働者たちの国際的な団結を示す、各地の仲間たちの連帯行動とその写真の公開を歓迎します。