Mittwoch, 3. November 2010

★フランス語圏の最新情報

水曜日 2010年10月27日

同志諸氏へ

 これは、先のメッセージの後の更新分である。 フランス語圏の状況は一層燃え上がっている:

 一方では、生徒たちが闘争に突入している。フランス政府は”ギリシャの状況”になってしまうのではないかと危惧している。 2006年の”CPE”改悪に対峙した生徒らや学生らの闘争は、既に採択された法を撤回させることに成功した。

フランス国家実効支配地域の常日頃の警察弾圧下にある若年層は、支配機構や特に警察に対する一切の怒りを表現している。  警察暴動制圧部門との幾つかの激しい闘いがパリ近郊の幾つかの名の知れた街だけではなく仏国家実効支配地域の小さな街などのそこここで起こった。

 初期に、仏政府は学生らに誤魔化すことで非難し、学園や街角での生徒・学生らの居場 所について話した。しかし、ティーンエイジャーに犯罪責任を問えるとする法が数年前に成立すると、若年層は、13才で彼・彼女らが十分に犯罪責任を問われ るなら、政治について議論することや街頭でのデモするにも十分成熟していると応じた。

 現在、仏政府は、暴力のみが目的で辺り構わず壊しまくるのみの”凶漢少年”たちの恐怖を流布しようとしている。しかし、実際、この議論は殆どなされていないのに(少なくとも現在は)、民衆はなお、その運動を支持している。

 もう一方では、運輸、港湾、ことに燃油供給などの幾つかの戦略的部門の労働者がストを維持し、闘争を激化させている。

 少なくとも3分の2の燃油供給業者が可燃物(combustile)を使い尽くした。(ある場では封鎖で、ある場では個々人が、燃油欠乏を恐れてガソリンスタンドなどを自主管理した・・・故に、この馬鹿げたオイルショックは混沌状態を創ることでストに大きく貢献した) 燃油チェーン業者は殆ど潰れた。それは、経済の総体的崩壊を導くことだろう。故に、仏大統領自らが本日、燃料封鎖を止めさせるための軍部隊と警察を投入することを決定した。

燃油労働者は警察と対峙しないが、それとは別に闘争は続行することを決定した。 その事とはかけ離れるが、我々は幾つかの街や部門において、幾つかの自主的な組織の開始を見いだせる。それらの自主的に組織されたグループや運動が大きな規模ではないにしても、それらは総体的な運動において意味のあるインパクトとなりえた。  例えばツールーズにおいて、CNT-AITの地区労組が大衆集会群を呼びかけた。それらの大衆集会の目的は、言論の自由のため、専門家や学者どもだけの質問のためのものではなく、自主的な思考や自主組織化を拡充することを宣伝する我々の政治を行うためのものである。

最初のデモがあった頃、それらの集会には50人くらいが参集しただけだった。多くの参集者は10回目以降に増えたのだ。(10月2日=300人、同12日=500人、同17日=500人以上一説には700人とも)

そういった大衆集会群は穏やかで限定的に参集したものだった。たとえば、10月2日に、警察暴動制圧部隊が大衆集会参集者に自主的解散をするよう言ったとき、参集者は単に拒否し、ここを動かないと同部隊に答えただけである。

その大衆集会は参集した場にとどまり、議論を続け、街の中心部を封鎖・占拠した。警察はこの集会の勢いを感じると、敢えて対峙しなかった。

中心部占拠から3時間後、街の中心部で、とある自然発生的なデモが形成されるもとでも 大衆集会が続行した。そして、現在、Mirail大学、Auch、Montauban、 Figeacのような他都市(他のCNT-AIT労組がある)やPoitiers(CNT-AIT労組はない)でも組織のこの形態が広がっている。

 警察の弾圧についてだが、他都市では警察暴動制圧部門は日常的にかなり神経質な状況 であり、かなり暴虐的に動く。Caenの街では、一人のデモ参加者が催涙ガス弾で右側顔を撃たれた。催涙弾のアルミ薬莢は頭蓋骨にめり込んだが、被害者は 射殺されずには済んだ。地域労組であるCaen CNT-AITがこの被害者の家族と密に連絡をとっている。この件に関して、我々は続報をするだろう。パリ近郊のMontreuilでは、ある生徒が暴動 制圧部隊の”フラッシュボール”によって撃ち倒され、顔半分を失い、片目を失う可能性がある。

 他の多くの都市、特にSt Nazaire、 Le Havre、Boulogneのような港湾/宗教都市では、スト参加者と警察の激しい闘いが存在してきている。 一連の行動が始まって以来、警察は、様々な行動群において1300人超を逮捕拘束した。

 それらのめざましい闘争とは別に、その他の多くの小規模な行動群が、ゼネストの思考 を大衆化しようとして組織されている。たとえば10月13日に、我々は、労働者への闘争参加呼びかけのためにAulnayのプジョー工場前でのピケに参加 した。とはいえ、我々は、多くの労働者が運動を支持していることを、そしてそれら労働者が支払うべき多くの負債を抱えているためにストに参加できないこと を言わねばならない。

 それは、我々もまたサボタージュや作業遅滞、循環的経済封鎖・・・などの給金が失われることなく民衆によってなされうる行動について考えているからである。

たとえば、パリ13区の大学図書館では、労働者が各々別の日にストに入った。 そうすることで、労働者が多くを失うことなく、システムが停止されるからだ・・・

 我々もまた資本とその国境を越えた様相に運動の焦点を広げようとしている。たとえば、Clermont Ferrandにおいて、我々の地域労組が、ブランドショップZaraの前でペルー国家実効支配地からの移民労働者に連帯する行動を過日のデモの間に組織した。

 この土曜に始まる一週間には国家的休日があるので、仏政府はその休暇が生徒の運動群を中断し、その後、運動がはじけることはないだろうと思っている。

 下記の文面は、状況を我々の立ちうるところから明らかにすべくフランス語で書かれた。あなたがたの言語に訳できるならば、我々にも知らせていただければ有り難い!

闘争は続く・・・ 絶対自由共産主義のために

アナーキー万歳!

連帯の中で (CNT AIT Paris members)